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日本では、儚(はかな)さを好むのは何故だろう?
負のイメージの強い無常感だが、日本の文化の中では様々に変化した、 その一つが儚さを愛でる心だ。 日本文化には、儚さを慈しむ風習がある。 散りゆく花、枯れる落ち葉、「滅びの美学」。 移ろい行く様々な姿、儚く消え去るものへの深い愛情がそこにはあ... -
なぜ、自己主張が苦手なの?
西洋では自己の確立は重要だ。 日本では自己を確立するより、関係性の中で自己の位置を探る。 自己を明確にしないのだ。明確でないものを主張することは出来ない。 日本では、自己を主張する状況になると、正否の論になり、自己の正当性を押し付ける場合が... -
NOと言わない日本
日本はNOと言えない、物事をグレーにしたがり、白黒はっきりさせないという。 しかしこの世は変化と共にある、今日YESであったものが明日にはNOになりえる。 変動する物事を、固定した基準では判断できない。 白黒はっきりさせるのは、例えるなら、不動の... -
合理性はコンピューターに任せて、人間は創造性を発揮しよう
コンピューターは合理性を駆使する、人間はどうだろう? コンピューターを含む機械は、システムを形にしたものだ。 システムは合理的に組み立てられ、合理的に制御される。 機械を合理的に動かすことは必須だ、社会システムも同じだ。 人は、合理性を駆使... -
永遠に損なわれ無いつながり
つながりでものを見るとは、永遠に損なわれ無いということだ。 たとえ形を変え朽ち果てても、つながりの記憶は消えない。 つながりの情報は細かい、存在の内部に分け入って、分子構造を理解するように、その構成要素を炙り出す。 それゆえ、その存在自体が... -
再生力は日本文化の土台であり、この風土に住む人々にとってのエネルギー源である。
変化は禍か?未来への推進力か? 永遠を求める社会では、変化は禍である。「変化してしまう」ものであるからだ。 変化は破壊と再生のサイクルである。 自然にせよ人工にせよ、劣化し、朽ち、又は破壊される。そして、再生する。 再生は、パワーの証明だ、... -
100歩先行く 変化の時代
変化の早い現代に、我々はどう適応すれば良いのだろう? 「1歩譲る」という言葉がある。 しかし、現代では「1歩」とはほとんど言わない、「100歩」と言う。 TVを見ていても、ドラマでも、バラエティーでも、「一歩」は耳にしない。 私の感覚でも、「... -
四季を彩る季節行事・・・ひな祭り
ひな祭り(桃の節句)は5節句の1つで、女の子の成長と健康を祈願する行事だ。 5節句は、季節の節目に、健康や豊作などを祈願する日である。 季節を彩る植物を飾り、季節の食材などをいただく。 1月7日 人日(じんじつ)の節句(七草の節句) 七草粥3... -
日本には四季を愛でる風習がある。
「日本には四季がある」と言うより、「四季を愛でる風習がある」。 日本は変化に敏感だ、変化は常にあり、良くも悪くも人は巻き込まれてきた。 人の営みに、変化は寄り添い続けている。 昨日と同じ今日が来るとは限らない、去年の春と同じ春が来るとは限ら... -
つながりと多様性
昨今多様性が叫ばれているが、どうすれば実現するのだろう。 多様性とは、人種や性別など様々な属性を持った人々が共存している状態を指す。 共存というが、どうすれば良いのだろうか? 互いの違いを認め合うこと?相手を受け入れること? 世界には、様々...