日本はNOと言えない、物事をグレーにしたがり、白黒はっきりさせないという。
しかしこの世は変化と共にある、今日YESであったものが明日にはNOになりえる。
変動する物事を、固定した基準では判断できない。
白黒はっきりさせるのは、例えるなら、不動の大地に絵を描くことだ、しかし、変化する大海に描くことには無理がある。
地震国日本は変化しやすい風土にあるために、物事を見る場合それ自体だけではなく、つながりも見る。
つながりを考えると、選択肢は無限になる。
NOと言えないというが、YES、NOの2択ではない、白でも黒でも無いグレーである。
ものの見方の基準が違うのだ。するしない、出来る出来ないではない。
物事の見方は、様々である。
他者のものの見かたは理解しづらい、自分の見かたを押し付けがちになる。
多様性が重要な今、
必要なのは、異なるものの見方が存在する事を認識することである。
NOと言えないのではなく、NOと言わない日本の見方を自認すべきであろう。
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