近年、あらゆるものが変化し、形を変え、その位置を変えている。
気候変動、環境破壊、 生成AI、デジタル通貨。
人の意識も変わった、多様性、持続可能性、人権、ハラスメント。
人為的であれ、自然現象であれ、変化を実感しない日はない。
変化激しい混迷の時代に私たちは翻弄されている。
何が起きているのか?
何をすれば良いのか?
この混迷の時代を生き抜くにはどうすればいいのか?
そう考え続けた結果、答えのヒントを「つながり」に発見した!
目次)
- 日本文化にも、デジタル情報にもある「つながり」
- 日本文化の変化への適応法「つながりの思考」
- デジタルに発見した「つながり」
- 「つながり」に混迷の時代を生き抜く知恵を探す
- このブログの目的
日本文化にも、デジタル情報技術にもある「つながり」
地震国日本は、自然の猛威による破壊と再生を繰り返す変化を土台とする風土にあるために、変化に適応する方法として、つながりを捉え活用する思考が育った。
デジタル情報技術もつながりを活用している、AIの機械学習で使われるニューラルネットワークと呼ばれる情報のつながりなどである。
つながりは人、自然、社会、この世のあらゆる所に存在している。
日本文化やデジタル情報技術にある「つながり」の活用法を理解することで、
変化の時代を活き抜く知恵を探り出せないか?
日本文化の変化への適応法「つながりの思考」
地震国日本は、自然の猛威による破壊と再生を繰り返す変化を土台とする風土にある。
変化は、存在そのものを見つめるより、つながりを見つめた方が、わかりやすい場合がある。
(環境の変化はその環境に依存する生物をモニタリングする事で発見される)
破壊されたものを再生するときにも、そのもの自体より、つながりで俯瞰して捉える方が有効だ。
(破壊された街並みの再建は、建物だけではなくコミュニティーや風土、風習を含めて再生させる)
また、変化の中では存在は持続しないが、つながりは柔軟に適応し持続し続ける。
(人間関係は、切れたり繋がったり、状況によって柔軟に変化する)
自然の猛威がもたらす変化に適応にするために、日本ではいにしえから「つながり」を捉える思考が育った。
物事を存在自体では無く「つながり」で捉えることで、
空気を読み、白黒ハッキリさせず、人や自然との調和を目指す日本文化は生まれた。
日本文化には、変化への対処法が詰まっている。
この日本文化の思考法を「つながりの思考」と名付けようと思う。
デジタルに発見した「つながり」
デジタル情報技術もつながりを活用している。
AIの機械学習では、ニューラルネットワークと呼ばれる、情報的なつながりのネットワークを利用している。
また、デジタル情報技術は、情報を効率化する技術から、
情報をつなぎ合わせることで新しい情報や価値を作る、 情報を生産する技術へと進化した。
生成AI、ビッグデータなど日々の生活の中に見出すことができる。
スマートフォンの登場で、何時でも・何処でも・誰にでもデジタル情報にアクセス出来る環境が整い、生成AIは、情報の生産を身近なものにした。
より身近になった情報を活用し、便利さを享受する一方で、情報を誤った方向でつなげこの社会を歪めることもある、フェイクニュースやフィッシング詐欺などである。
デジタル情報はつながることで、どんな情報でも合成でき、蔓延してゆく。
「つながり」に、混迷の時代を生き抜く知恵を探す
つながりは人、自然、社会、全ての中に存在している。
人と人、人と自然、人と社会、自然と社会活動、あらゆる物事につながりは存在する。
つながりでこの世を見つめてみれば、違った世界が広がるのではないだろうか。
変化は、戸惑っていてもその動きは止まらない。
ならば、変化と積極的に向き合い、付き合って行く姿勢が必要である。
この世のあらゆるつながりを見つめ、
そのつながりに日本文化やデジタル情報技術にある、いにしえから現代にまで続く「つながり」の活用法を活かせれば、
混迷の時代を活き抜く知恵を探り出せるのではないだろうか。
このブログの目的
- つながりで捉え活用する方法(つながりの思考)を、日本文化と現代のデジタル情報技術に見出す
- 現代をつながりで捉え、いにしえから現代へ続く知恵とリンクさせることで、混迷の時代を活き抜く方法を探り出す
- テクノロジーという文明の時代だからこそ、人間の考え方、文化についてより深く見つめる
- テクノロジーとの付き合い方も、つながりの思考で紐解いていく
それが、このブログの目的である。


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