再生力は日本文化の土台であり、この風土に住む人々にとってのエネルギー源である。

変化は禍か?未来への推進力か?

永遠を求める社会では、変化は禍である。「変化してしまう」ものであるからだ。

変化は破壊と再生のサイクルである。

自然にせよ人工にせよ、劣化し、朽ち、又は破壊される。そして、再生する。

再生は、パワーの証明だ、地球も、人間も生きている、パワーがある限り再生のサイクルは活き続ける。

変化は人にパワーを振り絞らせる、禍だと捉えられるのはそのためだ。

しかし、その振り絞ったパワーは、再生で利用したあと、余りは他に回される。

見方を変えると、再生力は推進力になりえるのだ。

時として、自然は猛威をふるい人々の生活を破壊し、無力感と無常感を人に植え付ける。

しかし、そこで終わっていたら、人類はここまで繁栄しなかった。

そこには、逆境をはねつける知恵も生まれた。

地震国である日本は、破壊と再生を繰り返してきた。

その結果、

変化への深い洞察と愛情、

逆境をはねつける反発力、

元へ戻る復元力

より良いものを求める向上心が生まれた。

これら知恵と勇気が日本の土台であり、エネルギー源でもある。

デジタル時代、社会は猛烈な速さで変化している。

変化に戸惑い振り回されるばかりではなく、そのエネルギーを活用すべきだ。

変化は禍か?未来への推進力か?それは人間次第だということだ。

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