昨今多様性が叫ばれているが、どうすれば実現するのだろう。
多様性とは、人種や性別など様々な属性を持った人々が共存している状態を指す。
共存というが、どうすれば良いのだろうか?
互いの違いを認め合うこと?相手を受け入れること?
世界には、様々なものの見方、捉え方が存在する事を認識することだ。
結果、異なる考えや物事の捉え方を受け入れる準備ができる。
日本では古来より、「個をつながりの中で見る習慣」がある。
その良し悪しを議論しがちだが、まずは
日本という風土が生んだものの見方であると認識する事が重要である。
つながりでものを見るとは、個々の存在にあまりフォーカスを当てず、つながりに注目するという事だ。
個々の違いに着目するのではなく、つながり(関係性)に注目する。
個々の属性や考え、物事の捉え方よりも、それらや自分らとのつながりに注目したならどうだろう。
個々の違いを乗り越え、逆に違うからこそ様々な関係を見出せる。
自己のものの見方を認識した上で、
世の中の様々な思考、物事の捉え方に、開かれる姿勢が大切なのではないか。
「異なるものの見方を受け入れる」それこそが多様性の本質だろう。
自らの文化を損なわず、異文化に開かれる多様性が今求められている。
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